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Xiaomi 12 Ultraのコンセプト画像が登場。背面ディスプレイはどうなるのか

Xiaomi 12 Ultraのコンセプト画像(画像はLetsGoDigitalより)

Xiaomi 12 Ultraのコンセプト画像(画像はLetsGoDigitalより)

グラフィックデザイナーのTechnizo ConceptとLetsGoDigitalは「Xiaomi 12 Ultra」のコンセプト画像を作成し、公開した。あくまでもコンセプト画像であって、実際の商品とは異なる。LetsGoDigitalは画像についてどのようなものかという概念を示したもので、説明のみを目的として作成したとしている。

「Xiaomi 12 Ultra」には既報の通りライカブランドのトリプルカメラが採用されると噂されている。(参照:Xiaomi 12 Ultraにライカブランドのカメラ搭載か

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「Xiaomi Mi 11 Ultra」には、カメラユニット内に背面カメラでの自撮りが容易になる小さな背面ディスプレイが搭載されている。今回のコンセプト画像では、ライカのブランドロゴや進化した背面セカンドディスプレイを、「Xiaomi Mi 11 Ultra」風の突出したカメラユニット内にうまく収めている。トリプルカメラのレンズを縦に並べることで、余白を大きくセカンドディプレイに割いている点が「Xiaomi Mi 11 Ultra」と異なる。当然その分、カメラユニット部はさらに巨大になっていることになるだろう。

Xiaomi Mi 12 Ultraのカメラ(コンセプト画像)

Xiaomi Mi 12 Ultraのカメラ(コンセプト画像)

時刻表示などにも使用されるセカンドディスプレイだが、中国スマートフォンには3年ほどまえにちょっとした背面ディスプレイブームがあり、複数の端末が登場したことがある。背面ディスプレイをつけることで、自撮りを背面カメラで行うことができる――すなわち前面カメラが不要になり、ピンホールカメラやノッチがない全画面を実現できるというメリットがあったのだ。

ところがその流行はあまり長続きしなかった。前面カメラがないと、フェイスアンロックが使えないということも大きな理由の一つだったと思われる。結局、「Xiaomi Mi 11 Ultra」にも前面カメラが存在する。そうなるとセカンドディスプレイはバッテリーの無駄ということにもなりかねないわけだが、今回のコンセプト画像は理想論を優先し、セカンドディスプレイのさらなる大型化をイメージしている。バッテリー消費は更に激しくなることだろう。

ちなみに今回のコンセプト画像にも前面カメラが存在する。パンチホール式で、「Xiaomi Mi 11 Ultra」の画面上部左ではなく、画面上部中央に配置されている。中央に配置した理由は「自撮りのしやすさ」だそうだ。いや、であれば大きな背面ディスプレイはなんのためにあるのだろうか。高性能なカメラを使った自撮りのためではないのか。コンセプトが矛盾している気がしてならない。こういったことは実際のプロダクトでは自然に整理されていくもので、実際の製品はこのコンセプト通りにはならいような気がする。

あくまで噂の域を出ないが、「Xiaomi 12 Ultra」には200メガピクセル(2億画素)のメインカメラ、50メガピクセル(5000万画素)の超広角カメラ、50メガピクセル(5000万画素)の10倍ペリスコープカメラが搭載されるといわれている。200メガピクセルのカメラといえばサムスンのISOCELL HP1センサーだと思われる。

その他の「Xiaomi 12」シリーズにも同じ200メガピクセルカメラが採用されるという噂だったが、最近では200メガピクセルは「Xiaomi 12 Ultra」用だろうということになっている。

LetsGoDigitalは「Xiaomi 12 Ultra」のカメラは3台の50メガピクセル(5000万画素)センサーで構成され、メインカメラにはサムスンのISOCELL GN5を採用すると予想している。

そのほか10倍光学ズームか、少なくとも5倍の光学ズーム、120倍のデジタルズームに対応していると予想されている。

11月30日にはTechSummitで、クアルコムが新しいSnapdragonを発表する予定だ。おそらくそこでSnapdragon 8 Gen1が初お披露目となるはずで、「Xiaomi 12 Ultra」は当然その高性能なチップを搭載していると考えられている。

「Xiaomi 12」シリーズの発表は12という数字にちなんで、ゾロ目の12月12日になるようだ。

いずれにせよ2週間後には、実物が明らかになることだろう。

source:LetsGoDigital

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