「HONOR 60」と「HONOR 60 Pro」が中国で発売された。「HONOR 60 Pro」は世界で初めてクアルコムのSnapdragon 778G+を搭載したスマートフォンとなる。
HONOR 60の仕様
「HONOR 60」は画面サイズが6.67インチ、解像度フルHD+(2,400 × 1,080ピクセル)、画素密度395ppi、リフレッシュレート120HzのOLEDディスプレイ。ベゼルが極めて狭く、四隅が湾曲しているのが特徴だ。
SoCにはクアルコムのSnapdragon 778Gを採用。最大12GBのRAM、最大256GBの内部ストレージを搭載している。
背面カメラは、108メガピクセル(1億800万画素)のメインカメラ(F値1.9)、8メガピクセル(800万画素)超広角カメラ(F値2.2)、2メガピクセル(200万画素)の深度カメラ(F値2.4)のトリプルカメラ構成。4K(3840×2160)ビデオ録画、最大10倍のデジタルズームに対応。
前面カメラは32メガピクセル(3200万画素)のAIスーパーセンシングカメラ(F値2.4)となっている。
バッテリーサイズは4,800mAh。66W超高速充電に対応。
OSはAndroid11をベースにしたMagic UI 5.0。
寸法は161.4mm × 73.3mm × 7.98mm。重量は179g。
それほど薄いわけではないが画面も背面もエッジが極端に丸みを帯びているため、手に持ったときには実際より薄く感じるのではないだろうか。ちなみに上位版の「HONOR 60 Pro」よりも薄い。上下はともかく、左右の細すぎるベゼルは誤タッチが心配になるほどで、人によって好みが分かれるかもしれない。
HONOR 60 Proの仕様
「HONOR 60 Pro 5G」は画面サイズが6.78インチ、解像度フルHD+(2,652 x 1,200ピクセル)、画素密度429ppi、リフレッシュレート120Hz、タッチサンプリングレート300HzのOLEDディスプレイ。標準版と同じく狭ベゼルで、湾曲しているのが特徴だ。
SoCには世界で初めてクアルコムのSnapdragon 778G+を採用。最大12GBのRAM、最大256GBの内部ストレージを搭載している。
背面カメラは108メガピクセル(1億800万画素)のメインカメラ(F値1.9)、マクロカメラとしても機能する50メガピクセル(5000万画素)の超広角カメラ(F値2.2)、2メガピクセル(200万画素)の深度センサー(F値2.4)で構成されるトリプルカメラ。4K(3840×2160)ビデオ録画、最大10倍のデジタルズームに対応。
前面カメラは50メガピクセル(5000万画素)のAIスーパーセンシングカメラ(F値2.4)となる。
バッテリーサイズは4,800mAh。66W超高速充電に対応。
OSはAndroid11をベースにしたMagic UI 5.0。
寸法は163.9mm × 74.8mm × 8.19mm。重量は192g。
見た目には標準版とあまり違いはない。むしろ少し厚みがあって、かなり重い。もっとも大きなちがいはセカンドカメラがかなり豪華になっていることだろう。そこが気にならないのであれば、むしろ軽量で薄い標準版を選ぶ方がいいかもしれない。
価格
Honor 60 | 8GB/128GB | 2,699人民元(約47,800円) |
8GB/256GB | 2,999人民元(約53,000円) | |
12GB/256GB | 3,299人民元(約58,500円) | |
Honor 60 Pro | 8GB/256GB | 3,699人民元(約65,500円) |
12GB/256GB | 3,999人民元(約70,900円) |
source:HONOR