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Honor X30、ついに背面デザインが流出。バリエーションモデルとまったく似ていない

HONOR X30(画像はWeiboより)

HONOR X30(画像はWeiboより)

「Honor X30」は12月16日に中国で発売される予定の新たなスマートフォンだ。「Honor X30i」や「Honor X30 Max」といった派生系のバリエーションモデルが既に発売されているにも関わらず、なぜか標準モデルが未発売という、存在自体が謎だったスマートフォンだ。そんな不思議な立ち位置だったスマートフォンが、今回ようやくベールを脱ぐこととなり、中国のSNSであるWeiboに背面画像が流出した。

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過去記事を見ていただければ明らかだが、「Honor X30 Max」も「Honor X30i」も、今回の「Honor X30」も、見た目がまったく似ていない。デザインにもカラーにも、統一感が何一つない。事前の知識がなければ、とても同一モデルのバリエーションには見えないだろう。(参照:「Honor X30 Max 5G」7インチ超えの大型スマホ登場!「Honor X30i 5G」登場。iPhoneにそっくりなスマートフォン

外観から分かることを見ていこう。「Honor X30」の円形のカメラユニットには、トリプルカメラとLEDフラッシュがバランス良く収まっていることがわかる。大きく「AIカメラ」と書かれているあたりが、元ファーウェイの子会社らしい垢抜けなさを感じさせる。正直な感想を言えば、自分で持つには恥ずかしい。ボリュームキーも電源キーも片側にあり、オッポのような両側に分けるデザインではない。

噂される仕様だが、「Honor X30」はSoCにSnapdragon 690の拡張バージョンであるクアルコムのSnapdragon 695を搭載する世界初のスマートフォンとなる予定だ。背面カメラの構成は、48メガピクセル(4800万画素)のメインカメラ、2メガピクセル(200万画素)のマクロカメラ、同じく2メガピクセル(200万画素)の深度センサーとなっている。その他の仕様は不明だ。

7インチ超えの大画面という個性があった「Honor X30 Max」と比べると、特に目立った個性も感じられない。なんともいえない微妙なスマートフォンに仕上がりそうだ。

Google Playが使えるファーウェイといった立ち位置でありがたがる向きもあるが、ファーウェイのコスパもHONORの個性も感じられないようでは、国営企業とはいえあまり長続きはしないだろう。

source:Nashvillechatter

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