Samsungは、先日フラグシップスマートフォン「Galaxy S23」シリーズを発表しました。この新製品には「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」と呼ばれる特別バージョンのチップが採用されており、より速いCPUとGPUを搭載しています。
このチップはTSMCによって製造されています。
「Galaxy S23」シリーズ発表直前には、Samsungのファウンドリがこのチップを自社製造するのではないかという悪い噂がありましたが、9to5GoogleがQualcommに確認したところによると「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」は間違いなくTSMCによって製造されているようです。
過去には「Snapdragon 8 Gen 1」の製造を手掛けていたSamsungのファウンドリでしたが、歩留まりがわずか35％と凄惨な結果となりTSMC製造に切り替わったという経緯がありました。以来、Samsungのファウンドリは完全にメーカーやユーザーの信頼を失っています。
事実、TSMC製造に切り替わったあとのOnePlus 10TやSamsungの折りたたみスマホでは、性能が大幅に向上した効率の高いチップを搭載していました。
なにはともあれ、「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」をSamsungが製造していないというニュースは、GalaxyやSamsungのユーザーにとって皮肉な福音となるでしょう。
source:9to5Google
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