オッポから独立したrealme。その日本法人としてシンガ・ジャパンが上陸して半年以上経過した。ブランドの浸透を優先するとしたシンガ・ジャパンは、いまだにスマートフォンを日本で発売していない。それでも世界では「realme 9」シリーズの発表が近づいている。もしかすると日本で初めて発売されるrealmeのスマートフォンになるかもしれない「realme 9」の、なかでもいわゆる「格安スマホ」といわれるモデルが「realme 9i」だ。シリーズ中もっとも「お求めやすい」モデルになる予定だ。
海外メディア91mobilesはOnLeaksと共同で「realme 9i」のCGレンダリング画像を公開した。見て分かる通り、前面パネル左上には自撮り用のパンチホール式カメラがある。音量ボタンは本体の左側にあり、右側には電源ボタンがある。日本ではオッポのスマートフォンでお馴染みの、電源ボタンとボリュームキーが左右に分かれているスタイルだ。電源ボタンは、側面の静電容量方式指紋スキャナーとしても機能するとのこと。つまりディスプレイはOLEDではなく、画面内指紋認証ができない液晶パネルである可能性があるということだ。
上部にはマイクがあり、フレームの下部には3.5mmヘッドフォンジャック、プライマリマイク、スピーカー、USB Type-C充電ポートがつまっている。
背面には長方形のカメラユニットがあり、トリプルカメラが収まっている。背面素材はおそらくプラスチックのようだ。
噂されるrealme 9iの仕様
「realme 9i」の画面は前述の通りISP液晶であると予想されている。画面サイズはおよそ6.5インチ。リフレッシュレートは90Hzで、解像度はFHD+とされる。SoCはSnapdragon 680を搭載。背面カメラには50メガピクセル(5,000万画素)のメインカメラを含むトリプルカメラ構成とのこと。バッテリーサイズは5,000mAh。OSにはRealme UIのAndroid 11。
気になるのはSnapdragon 680が5G非対応であることだ。日本ではエントリーモデルでも5G対応のスマートフォンばかりになっており、Snapdragon 680では日本で発売されるのは難しいかもしれない。
オッポのオウガ・ジャパンがそうであるように、realmeのスマートフォンが登場するとすれば単なるグローバル版ではなく、日本向けにカスタムした独自モデルになるのかもしれない。
source:91mobiles