海外メディアEl Espanolなどが伝えるところによると、オッポは「OPPO Reno 7」シリーズをリリースする準備を進めているようです。今回もっともハイエンドな「OPPO Reno 7 Pro +」は発売されず、かわりに「OPPO Reno 7 SE」、無印の「OPPO Reno 7」、ハイエンドの「OPPO Reno 7 Pro」の3機種を発売予定との噂です。
「SE」とはスマートフォンでは一般的に「スペシャル・エディション」を指すとされています。「iPhone SE」にならって各社「SE」というスマートフォンをリリースすることがありますがスペシャル・エディションというより、事実上の廉価版であることが多いように思います。
OPPO Reno 7 SEとは
では「OPPO Reno 7 SE」とは、どのようなスマートフォンなのでしょうか。洩れてくるスペックからわかる範囲では、「OPPO Reno 7 SE」もシリーズの廉価版的な立ち位置となるようです。
「OPPO Reno 7 SE」のディスプレイはリフレッシュレート90Hz、シリーズでもっとも小さな6.43インチとなるようです。スマホの性能を大きく左右するSoCはDimensity 920。メモリは8GBと12GBで、256GBのストレージ構成といわれています。前面カメラは32MP。背面カメラには、64MPのメインカメラと、8MPの超広角、ポートレート用の2MP深度センサーを搭載しています。バッテリーサイズは4,300mAh。65Wの急速充電をサポートしているようです。
情報が本当であれば、ちょうど先日発表されたシャオミの「Redmi Note 11」と「Redmi Note 11 Pro」の真ん中ぐらいの性能といえそうです。
OPPO Reno 7とは
「OPPO Reno 7」のディスプレイはSEと同じリフレッシュレート90Hz、ディスプレイサイズはProと同じ6.5インチのOLEDです。SoCは前機種の「OPPO Reno 6」と同じDimensity 1200となるようです。メモリは8GBと12GBで、最大256GBのストレージ構成となるようです。カメラユニットはメインカメラに「OPPO Find X3 Pro」と同じソニーIMX766センサー、超広角の16MPカメラ、2MPの深度センサーで構成されています。65Wの急速充電をサポートする4,500mAhバッテリーはProと共通です。
OPPO Reno 7 Proとは
「OPPO Reno 7 Pro」のディスプレイはもっとも高性能なリフレッシュレート120Hz、ディスプレイサイズは無印と同じ6.5インチのOLEDです。SoCは他の2機種がMediaTekなのに対し、QualcommのSnapdragon 888となるようです。無印と同じくメモリは8GBと12GBで、最大256GBのストレージ構成となるようです。カメラユニットは50MPのサムスンISOCELL GN5、超広角に64MPのOmnVision OV64B、13MPの望遠カメラという構成です。65Wの急速充電をサポートする4,500mAhバッテリーは無印と共通です。
日本での取り扱いは?
オッポの日本法人は昨年オッポ・ジャパンからオウガ・ジャパンと名前を改めました。おサイフケータイ機能搭載の日本独自モデルを展開するなど日本に力を入れていることが伝わる一方、「Find X」シリーズこそコンスタントにリリースされていますが、「Reno」シリーズはリリースされたりされなかったりといった状況です。
おサイフケータイを搭載するか否かという日本独自の悩ましい問題もあるようですが、「OPPO Reno 7 SE」などは日本でも売れ筋の価格帯に収まりそうな気もしますし、なんとか発売にこぎつけてもらいたいところです。
あ、もちろんおサイフケータイは「アリ」でお願いします。
source:El Espanol