はてなブログ10周年特別お題「好きな◯◯10選」
好きなスマートフォン10選
W-ZERO3
さて、はてなブログ10周年記念のお題に乗ってみようと思う。「好きなスマートフォン10選」だ。まず最初のスマートフォンはシャープの「W-ZERO3」だ。はてなブログは10周年ということで10年を振り返っているなかで申し訳ないのだが、「W-ZERO3」の発売は2005年で16年も前だ。日本で最初にスマートフォンというものが広まるきっかけになった1台だと思う。いまはなきウィルコムから発売され、発売初日にストアに並んで購入した。私以外に並んだ客はいなかったが……。
iPhone 3G
2台目の「iPhone 3G」は2008年に日本で初めて発売されたiPhoneだ。名前だけだと3代目のiPhoneに感じるが、3G対応した2代目のiPhoneである。初代iPhoneは2007年に発売され、日本ではGSM通信に対応していないため使えなかった。指を加えて眺めていたガジェット好きが「iPhone 3G」に殺到し、ソフトバンクが一躍ユーザーを増やすきっかけになった。
IS01
3台目は2010年にauから発売された初のスマートフォン「IS01」だ。OSはAndroidで物理キーボードがあるクラムシェル型スマートフォンというめずらしい機種だ。auでは「IS02」や「IS03」のほうが人気で「IS01」はほぼタダ同然で契約できた記憶がある。まあ、事実上電話としてはほぼ使いようがないのだから無理もないだろう。
IS02
4台目は2010年にauから発売された東芝の「IS02」だ。「IS01」と同じ物理キーボード付きのスマートフォンだが、こちらはキーボードはスライド式で電話としても使いやすい機種に仕上がっていた。当時としてはとてもめずらしい有機ELディスプレイを採用しているため、物理キーボードがあるのにとにかく薄く軽いのが特徴だ。OSはWindows Mobile 6.5.3という点もめずらしい。
iPhone 4
5台目は2010年発売の「iPhone 4」だ。テレビ番組などでも話題になり、スマートフォンといえばiPhoneというイメージを日本で決定づけたモデルといえるだろう。長年使っているユーザーも多かった。もしかしたらいまも使い続けている人がいるかも知れない。2010年には出遅れていたauもスマートフォンに参入し、各社従来の携帯電話からスマートフォン中心になっていく。しかし、Androidスマートフォンの売れ行きはいまいちふるわなかった。この「iPhone 4」を境にドコモやauも「iPhoneがないと顧客をつなぎとめることができない」という危機感を抱かせることになったといえるだろう。
HUAWEI ASCEND MATE 7
6台目は、日本で初めてSIMフリーで発売されたファーウェイのスマートフォン「ASCEND MATE 7」だ。SIMフリーという概念がようやく日本でも認識されるようになりMVNOが台頭し始めた頃、2014年に発売された。当時のSIMフリースマートフォンといえば「格安スマホ」などと呼ばれ、性能の低いものが多かった中で、高級感のある金属製のボディにハイエンドな性能を詰め込んだSIMフリースマートフォンとして、その後のファーウェイ人気、中国スマートフォン人気のはじまりを告げたモデルといえるだろう。
Zenfone 2
7台目はメモリ4GB、ストレージ64GBといういまでも通用しそうなスペックで2015年に登場した「Zenfone 2」だ。ノートPCのようにAtom Z3580を搭載した稀有なスマートフォンで、当時のエントリースペックPCと比較しても遜色のないモンスタースペックで話題になった。その上価格も安かったことから、Zenfoneブームを巻き起こした。その後一時低迷するが、今年発売された「Zenfone 8」の出来は素晴らしく、いま現在筆者のメインのスマートフォンだ。
HUAWEI P9
8台目は2016年に発売され、ライカブランドのデュアルカメラで一斉を風靡したファーウェイの「P9」だ。いまとなっては当たり前の複数のカメラレンズを搭載したスマートフォンで、写真の背景に自然なボケを加えるポートレート撮影で話題になった。ファーウェイブームに火をつけた1台といえるだろう。この頃からAndroidスマートフォンは一点突破でiPhoneより優れた機能を持つようになったように思う。
iPhone X
9台目はアップルの「iPhone X」だ。iPhoneで初めて有機ELディスプレイを採用し、前面から物理ボタンを排除。いまも主要なスマートフォンで採用される前面カメラのノッチを特徴としている。金属製のフレームとガラスの背面、複数の背面カメラ、Face IDなど、あらゆる意味で現在のスマートフォンの標準となったモデルだ。
OPPO Find X
いまでももっとも美しいスマートフォンだと思っている。最後の10台目は2018年に発売されたオッポの「Find X」だ。おそらくオッポの日本上陸後の初のスマートフォンだったと記憶している。カメラがスライドする独自のポップアップ構造で、前面にも背面にも通常はカメラレンズが見えないようになっている。画面は6.4インチ、フルHD+のOLEDでノッチもパンチホールカメラもない画面を実現している。