発表が刻一刻と迫っている「Xiaomi 12」だが、気になるのはおよそ想像がつくスペックよりも外観だという方もいるのではないだろうか。実際、iPhone 13は代わり映えのしない外観のせいで購入意欲を削がれたという声も聞かれる。今回「Xiaomi 12」シリーズの外観を示す大きな手がかりが公開された。「Xiaomi 12」シリーズ3モデルの背面カバーである。
上に示した画像は、左からそれぞれ「Xiaomi 12」、「Xiaomi 12 Pro」、「Xiaomi 12 Ultra」のケースである。全て白いプラスチックで製で余計な装飾も凝らされていないので、本体デザインがよく見て取れる。
一見すると「Xiaomi 12 Pro」の方が「Xiaomi 12」よりも大きいように見えるが、「Xiaomi 12 Pro」と「Xiaomi 12」の画面サイズは同じ6.7インチで、解像度2K、リフレッシュレート120Hzの湾曲したOLEDディプレイを採用しているといわれている。SoCにはともにSnapdragon 8 Gen1を搭載する予定だ。
カメラレンズの穴は、上から広角、マクロ、超広角とされている。マクロレンズの右横の穴はLEDフラッシュの穴だ。
ひときわ大きな穴が空いているメインカメラには、50メガピクセル(5000万画素)のSamsung ISOCELL GN5センサーが採用されるといわれている。「Xiaomi 12 Pro」にのみ5倍の光学ズームをサポートする望遠レンズが搭載されるようだ。
「Xiaomi 12」の背面カバーをみると、先日流出した背面パネルのデザインと一致しており、本物であると見てほぼ間違いないと思われる。(参照:Xiaomi 12の外観が明らかに。新機種3モデル同時発表へ)
「Xiaomi 12」、「Xiaomi 12 Pro」は大きなちがいが見受けられないが、「Xiaomi 12 Ultra」はかなり大仰で、巨大な丸いカメラユニットが嫌でも目立つ。カメラユニット内に穴が8つも空いている。
「Xiaomi 12 Ultra」には200メガピクセル(2億画素)のメインカメラ、50メガピクセル(5000万画素)の超広角カメラ、50メガピクセル(5000万画素)の10倍ペリスコープカメラが搭載されるという噂だ。カメラはライカの監修を受けるともいわれている。
「Xiaomi Mi 11 Ultra」に存在した背面ディスプレイはやはり廃止されるようだ。フェイス・アンロックを採用する前面カメラが存在する限り、背面カメラで自撮りするための背面ディスプレイの存在意義はほとんどないのだから、当然の判断だろう。(参照:Xiaomi 12 Ultraのコンセプト画像が登場。背面ディスプレイはどうなるのか)
「Xiaomi 12」、「Xiaomi 12 Pro」、「Xiaomi 12 Ultra」の3モデルは同時発売されるといわれており、12月中に中国で発表されるはずだ。
source:Gizchina