モバイル通信サービス「NUROモバイル」は、「LINE」の通信量がカウントフリーになるオプション「バリューデータフリー」を4月21日より開始すると発表した。
月間データ通信容量3GB、5GB、10GBのプラン「バリュープラス」のうちVM(5GB)、 VL(10GB)プランが対象となる。該当のプランを利用するユーザーは「LINE」の一部機能をデータ容量を消費することなく使うことが可能になる。また「バリューデータフリー」は無料となり、既に「バリュープラス」を利用しているユーザーも対象となる。
オプションだが利用料金は無料なので、対象ユーザーは利用したほうがいいだろう。
また、ソフトバンク回線でオートプレフィックス機能が提供開始される。
バリューデータフリー
概要
「LINE」のテキスト、画像、スタンプの送受信やタイムライン、ニュースの表示などがカウントフリーとなる。音声通話・ビデオ通話の利用はカウントフリーにならないので注意が必要だ。ほかにもトークのみんなで見る機能によるYouTube閲覧やディスカバー(写真・動画)の表示、LINE Out Freeなどカウントフリーの対象とならないサービスがかなり多い。
本記事の冒頭の画像ではあたかもLINEがカウントフリーになったぶん「1GB」得になるかのように描かれているが、テキストやスタンプ、画像だけで「1GB」もLINEを使うユーザーがどれほどいるか疑問だ。もっとも、通信量を気にせず重い画像をがんがん送れるようになるというのはストレスフリーかもしれない。(相手は大変だが)
カウントフリーになるサービスについて、詳しくはNUROモバイル公式を確認していただきたい。
提供開始日
2022年4月21日0時(予定)
対象プラン
NUROモバイル「バリュープラス」 VMプラン(5GB)、 VLプラン(10GB)
※VSプラン(3GB)は対象外となるので注意が必要だ。
利用料金
無料
オプションとはいえ無料なの対象ユーザーは利用したほうがお得だ。無料とはいえ別途申し込みが必要なので注意が必要だ。
申し込み方法
新規の場合:申し込み時のオプション選択画面で「バリューデータフリー」をチェック。
既存ユーザー:「ご利用者向けページ」の「オプションサービス」から「バリューデータフリー」を選択。
ソフトバンク回線でのオートプレフィックス機能
NUROモバイルは2021年10月よりドコモ回線にてオートプレフィックス機能を提供して中。今回ソフトバンク回線でもオートプレフィックス機能の提供が開始される。ソフトバンク回線の音声通話付きSIMを利用しているユーザーは、国内通話を従来の22円/30秒から、半額の11円/30秒となる。
なお、一部の電話番号への発信は対象外となるため注意が必要だ。
4月20日以降に新規申し込みした分から適用となり、既にNUROモバイルをソフトバンク回線で利用中の場合は、4月26日より適用となる予定。
オートプレフィックス機能とは
通信会社が提供する識別番号(プレフィックス番号)を自動付与することで、専用アプリを使うことなく標準の通話アプリのまま国内通話料金が従来の半額となる機能。
提供開始日(予定)
これまでは専用アプリを使ったプレフィックスばかりだったが、オートプレフィックスが当たり前になると「電話アプリが複数ある」というユーザーの混乱も解消されるかもしれない。個人的にはオートプレフィックスはどんどん普及してほしい。
source:NUROモバイル
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