レノボはディスプレイを回転させることでタブレット風に使用することも可能な回転型マルチモードPC「IdeaPad Flex 360i Chromebook」を発表した。
「IdeaPad Flex 360i Chromebook」は、液晶パネルが360度回転し、さまざまなスタイルで利用できるコンバーチブルタイプの2in1マルチモードPC。画面サイズは11.6インチで、軽量コンパクトなのが特徴。A4以下の筐体サイズで、カバンにも無理なく収納して持ち運びできる。CPUには、インテルのCeleron N4500 プロセッサーを搭載しつつ、最大約10時間のバッテリー駆動を実現している。キーボード面にスピーカーを内蔵。カメラはプライバシーシャッター機能付き。USB×3(うち1基はType-C 3.0)、microSDメディアカードリーダー、HDMIなど、豊富な外部接続ポートがあり、大画面モニターや各種周辺機器への接続も行える。
IdeaPad Flex 360i Chromebookの主な仕様
OS：Chrome OS™
プロセッサー：インテル(R) Celeron(R) N4500 プロセッサー
メモリ：4GB
ストレージ：32GB eMMC
ディスプレイ：11.6型 HD IPS液晶（1366×768ドット）、 マルチタッチ対応（10点）
インターフェース：USB 3.0 Type-C、 USB 3.0 Type-A×2、 microSDメディアカードリーダー、 HDMI、 マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
カメラ：720万画素
バッテリー駆動時間：最大約10時間 ※
本体寸法：約285.5×205.2×18.45mm
本体質量：約1.25kg
IdeaPad Flex 360i Chromebookの販売価格と発売日
販売価格：想定販売価格： 49,500円（税込）前後。オープン価格。
発売日：12月3日
みたところ、ディスプレイのベゼルが極端に分厚いのが気になる。厚みもそれなりにあることから、かなり大昔のノートPCにみえる。5万円のChromebookとして、これはないんじゃないかなというのが正直なところ。インテルCPUなのでマルチタスクでも使いやすさはあるだろうが、それでもこの価格でコンパクトなChromebookなら価格が下がった「IdeaPad Duet Chromebook」の方がいいのではないだろうか。Chromebookではなく、「Teclast F6 Plus」といった回転ディスプレイのWindowsノートPCも買えそうな価格だ。個人的にはいまChromebookを買うなら、「Lenovo IdeaPad Duet 560 Chromebook」一択だと思うが、どうだろうか。
レノボはこの他、クラムシェル型でタッチパネル対応の14.0インチノートPC「Lenovo IdeaPad Slim 560i Chromebook」と、13.3インチの回転型マルチモードPC「Lenovo IdeaPad Flex 560i Chromebook」も発表している。
source:Lenovo
