サムスンは本日、日本国内向けにスマートフォン「Galaxy A53 5G」を発表した。NTTドコモ、au、UQ mobileで5月下旬に発売予定。防水防塵、5Gに対応している。
Galaxy A53 5Gの特徴
美しいAMOLEDディスプレイ
Galaxy A53 5Gの画面サイズは6.5インチ。解像度フルHD+のSuper AMOLEDディスプレイ。最大800nitの輝度で屋外でも高い視認性を確保するとしている。Super AMOLEDディスプレイは色鮮やかなだけでなく、最大120HzのリフレッシュレートでゲームやSNSなどアプリのスクロール操作がなめらかに表示できることが期待できる。
防水防塵
サムスンは本年度「Galaxy A33」以上のモデルで防水機能をサポートするとされていたが、既報通り「Galaxy A53 5G」でも防水防塵に対応している。
「Galaxy A53 5G」はIP6Xの防塵とIPX5/IPX8の防水性能に対応。サムスンは、最大1.5メートルの淡水に最大30分間浸水しても耐えられるとしている。IPX5は、約3mの距離から1分あたり12.5リットルの水を最低3分間注水する条件であらゆる方向から噴流を当てても、通信機能を損なわないことを示す指標。IPX8は、常温で水道水の水深1.5mのところに携帯電話を沈め、約30分間放置後に取り出したときに通信機能を有することを意味している。海やプールでの使用は、推奨されていないので注意が必要だ。
大容量バッテリー
「Galaxy A53 5G」のバッテリーは5,000mAhとかなり大きい。省電力なAMOLEDディスプレイということもあり、サムスンでは「省電力を最適化」をオンにしておくことで最大2日間使えるとアピールしている。実用性を考えるとさすがに大げさな表現だと思うが、バッテリーがすぐになくなるという心配はなさそうだ。
最大25Wの超急速充電に対応しているが、対応する急速充電器は別売りとなるので注意が必要だ。
ナイトモードにも対応するカメラ
背面カメラはクアッドカメラ構成。メインカメラ（広角）は64メガピクセル（6400万画素・F1.8）で光学手振れ補正（OIS）に対応。超広角カメラは12メガピクセル（1200万画素・F2.2）、マクロカメラは5メガピクセル（500万画素・F2.4）、深度測位カメラは5メガピクセル（500万画素・F2.4）となる。前面カメラは32メガピクセル（3200万画素・F2.2）のシングルカメラ。
背面カメラだけでなく前面カメラでの自撮りもナイトモードに対応している。一度に自動で複数枚撮影し、ブレやノイズの少ない1枚に合成するマルチフレーム処理で、星空や夜景、薄暗いシーンでの自撮りも明るくきれいに撮影できるとしている。
日本版はおサイフケータイに対応
日本向版の「Galaxy A53 5G SC-53C」と「Galaxy A53 5G SCG15」はおサイフケータイ（FeliCa）に対応している。現在おサイフケータイ機能は日本では欠かせない機能となっているため、安心して使うことができるだろう。
Galaxy A53 5Gのスペック
| カラー | オーサムブルー オーサムホワイト オーサムブラック |
| 画面タイプ | Super AMOLED（有機EL） |
| ディスプレイサイズ | 約6.5インチ Full HD＋ |
| 解像度 | 1080×2400 |
| HDR | - |
| SIM | nanoSIM |
| OS | Android 12 |
| チップセット | Exynos 1280 |
| カード挿入口 | microSDXC（1TB） |
| メモリー（RAM）／ストレージ（ROM） | 6GB／128GB |
| 背面カメラ | 約6400万画素／F1.8 約1200万画素／F2.2 約500万画素／F2.4 約500万画素／F2.4 |
| 前面カメラ | 約3200万画素／F2.2 |
| ハイレゾ | ○ |
| 生体認証 | 指紋、顔 |
| Bluetoothバージョン | 5.1 |
| 防水／防塵 | ○／○ |
| おサイフケータイ | ○ |
| 寸法 | 約160×75×8.1mm |
| 重さ | 約189g |
| バッテリー | 5000mAh |
| 充電 | 25W 高速充電 |
| その他 | 光学式手ぶれ補正 |
source:サムスン
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