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BALMUDA Phone発表。え?高すぎない?

BALMUDA Phone

BALMUDA Phone

ソフトバンク株式会社は、バルミューダ株式会社のIT機器やそれに関するサービスを扱う新ブランド「BALMUDA Technologies」の製品第1弾となるスマートフォン「BALMUDA Phone(バルミューダフォン)」を、2021年11月26日に独占発売すると発表した。11月17日から予約受け付けが開始される。バルミューダの店舗やオンラインストアではSIMフリー版も販売され、11月17日午前10時より予約が開始される。

かねてから噂になっていた「BALMUDA Phone」がついに正式発表された。一見してわかるのは丸みを帯びたデザインで「The Cyrcle Phone 2.0」を思い起こさせる。丸いスマートフォンというのは今後の流行になるのかもしれない。

BALMUDA Phoneの特徴

強いこだわりの感じられる丸みを帯びたデザインだが、この形状についてバルミューダは「毎日使うスマホの自然な大きさを考え、約4.9インチの高精細ディスプレーを搭載したコンパクトなボディーを採用」したとしている。4.9インチという画面サイズは「Unihertz Jelly 2」の3インチより大きいものの、5G対応スマホでは最小級サイズだとしている。またコンパクトなボディーながらワイヤレス充電やおサイフケータイに対応している。おサイフケータイ対応という点でも案外ライバルとなるのは「Unihertz Jelly 2」かもしれない。

バルミューダ独自のアプリ

BALMUDA Phoneのアプリ

BALMUDA Phoneのアプリ

「BALMUDA Phone」にはスケジューラアプリやメモアプリ、カメラアプリ、計算機など独自のアプリがプリインストールされている。

スケジューラアプリは表示範囲を1日から1年まで、シームレスに伸縮することが可能。メモアプリはメモの位置を視覚的に記憶できる。カメラアプリは料理モードや夜景モード、人物モードなどの撮影に対応。計算機アプリは3桁コンマ表示、億や万の漢字表示の切り替えや現在のレートでの為替計算などが可能だ。

個性を表現できるホーム画面

ホーム画面の2本のストライプには、自分だけのコマンドを設定することができる。ストライプをスワイプするだけで、よく使うアプリなど起動することが可能。

主な仕様

SoC:Snapdragon 765

RAM:6GB

ROM:128GB

ディスプレイ:約4.9インチ フルHD(1,920×1,080ドット)TFT

メインカメラ:有効画素数約4,800万画素

前面カメラ:有効画素数約800万画素

バッテリー:2,500mAh

OS:Android 11

カラー:ブラック、ホワイト

FeliCaやIPX4/IP4X相当の防水防塵をサポート。

SIMフリーモデルの価格は104,800円。

残念なところ

いまどきのスマートフォンでTFT液晶ってどうなんだ。せめてIPS液晶、いやふつうこの価格帯ならOLEDが当たり前じゃないかな。意識高い系でかっこつけてるくせに安っぽい仕様はいただけない。仕様だけ見たら2万円のエントリークラスか、せいぜい4万円のミッドレンジといった感じだ。とてもではないが10万円超のスマートフォンのスペックではない。個性を求めて購入してがっかりしそうな予兆がする。もちろん個性は大事だし、ハイエンド以外のスマートフォンには個性が求められると思う。だが、価格がハイエンド帯なら、何でもできるハイエンド・スマートフォンを買えばいいのだ。

さいわいSIMフリーモデルには30日間の返金保証があるようだ。BALMUDA オンラインストア、BALMUDA The Store Aoyama、BALMUDA 松屋銀座、BALMUDA 阪急うめだ本店での購入が対象となるほか、購入日より30日以内にキャンペーンに申し込みが必要などの条件があるものの、絶対にキャンペーンに申し込んでおいたほうがいいだろう。

source:BALMUDA