シャープは新スマートフォン「AQUOS sense6s」をauおよびUQ mobileから発売すると発表した。前モデルである「AQUOS sense6」のデザインはそのまま、SoCにクアルコム製のSnapdragon 695 5Gを採用している。
「AQUOS sense6」については過去記事を参照いただきたい。
AQUOS sense6sの特徴
「AQUOS sense6s」は「AQUOS sense6」と同じくIGZO OLEDディスプレイを採用している。そのため「AQUOS sense6」同様、7.9mmという薄さと約156gという軽さを実現している。バッテリーは4,570mAhと特筆するほどではないがOLEDを採用したことで液晶よりも省電力であることが期待される。
SoCに関しては「AQUOS sense6」のSnapdragon 690 5GからSnapdragon 695 5Gに改善されている。シャープによるとCPU性能が約12%、GPU性能が約35%向上したとのこと。
背面カメラはトリプルカメラでメインカメラ、広角、望遠という構成。メインカメラは48メガピクセル(4,800万画素)のセンサーとF値1.8のレンズを採用している。
AQUOS sense6sのスペック
カラー |
ライトカッパー シルバー ブラック |
画面タイプ | IGZO OLED (120Hz) |
ディスプレイサイズ | 約6.1インチ FHD+ |
解像度 | 2,340×1,080 |
SIM | nano SIM/eSIM |
OS | Android 11 |
チップセット | Snapdragon™ 695 5G Mobile Platform 2.2GHz/2 + 1.8GHz/6 |
カード挿入口 | microSDXC(最大1TB) |
メモリー(RAM)/ストレージ(ROM) | 4GB/64GB |
背面カメラ |
約4,800万画素 約800万画素 約800万画素 |
特徴 | CMOS |
前面カメラ | 約800万画素 |
ハイレゾ | ○ |
生体認証 | 指紋/顔 |
Bluetoothバージョン | 5.1 |
防水 | IPX5/X8 |
防塵 | IP6X |
おサイフケータイ | ○ |
NFC | ○ |
5G | ○ |
4G・LTE | ○ |
無線LAN規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
寸法 | 約W70×H152×D7.9mm(最厚部9.2mm) |
重さ | 約156g |
バッテリー | 4,570mAh |
充電 | 約150分 |
ポート | USB Type-C |
その他 | 色彩階調10億色に対応したIGZO OLEDを搭載。 |
良く言えば「AQUOS sense6」の正当進化というモデルだが、モデルチェンジする必要があるのかという些細な進化にとどまっている。前モデルの「AQUOS sense6」には本体が熱くなるとか、自慢のIGZO OLEDディスプレイが緑色になるといった不具合を訴える声もきかれた。早々に「AQUOS sense6s」にモデルチェンジした背景には「AQUOS sense6」になにかハードウェア的な不具合でもあったのかと勘ぐりたくなる。「AQUOS sense6s」ではそういったネガティブな声を払拭してもらいたいものだ。
source:シャープ
掲載内容は記事作成当時のものです。掲載している情報については正確を期しておりますが、内容については責任を負うものではありません。